ロードバイク

踏み込んだぶんだけ、より速く遠くへ。
一変する景色とそれまでの価値観。

言うまでもなく、自転車ジャンル最速はロードバイク。軽量化や変速性能などに多くのリソースが注ぎ込まれており、しばしばF1にも喩えられる自転車界のスピードスター。速さその一点のみにこだわったストイックさに惹かれるユーザーは多く、スポーツ車の代表と言っても間違いなさそう。

そのフレームは、昔ながらの素材から最新の素材まで盛りだくさん。比較的安価で初心者におすすめのアルミフレームやクラシカルなクロモリフレーム、さらには現代のロードバイクの象徴とも言えるカーボンフレームまでが取り揃い、近年グラベルロードの登場もあり、幅広さとバリエーションの豊富さはまさしく百花繚乱。その価格や特性に違いはあっても、共通する魅力はどれも同じ。ペダルを踏み込んだぶんだけより速く、遠くまで。自分の力だけでこんな場所まで来れるなんて、ロードに跨がる前までは想像もできなかった。