時代に流されない普遍性。洗練されたヴィンテージバイク。
目まぐるしく移り変わる流行に、やや食傷気味な昨今。ファストファッションみたいに手軽に乗り換えていくのも良いですが、自転車くらいはドッシリと腰を据え、本当にいいものと付き合ってもいいんじゃないでしょうか。なにしろファッションでも、リアルクローズなんて言葉があるくらいですしね。
Fuji(フジ)のBallad R(バラッドR)は、過去のヴィンテージバイクさながらのディテールをふんだんに取り入れたロードバイク。スキンサイドタイヤやクイルステムなど、前作ストラトスRに引き続きクラシックな要素が満載。とは言えそんな予備知識は不要かも。理屈抜きでスタイリッシュなBallad Rは、ボクらを虜にするには充分だったりして。時代に左右されない普遍性と、洗練されたデザインのヴィンテージバイクをお届けします。
モデルの身長:174cm
深く、長く付き合えるロードバイク。
こちらのBallad R(バラッドR)、長らく人気を博しているのはスタイリッシュなデザインが大きな要因。ビシッとスーツに身を包んだオンタイムから、週末のロングライドまでフィットしてくれるので、場所や目的に限定されず付き合えます。2020年モデルよりSTIからダブルレバーへ変更され、クラシックさに磨きをかけています。
Ballad Rのフレームはクロモリ製なので、アルミのロードと比べるとロングライドには楽ちんに。20~30キロくらいを過ぎてくると、その効果が実感できるはず。乗り味もクセがないので、乗る機会が増えるほどに自分に馴染んでいく感覚も楽しかったり。深く、長く付き合えるロードバイクです。
自転車好きを虜にする、ヴィンテージロード感にあふれたロードバイク。
今やFuji(フジ)の看板と言えるロードバイク、Ballad R(バラッドR)。その魅力は、なんといってもクラシックなたたずまい。スチールフレーム特有の細いパイプをはじめ、スキンサイドのタイヤやクランクセットなど、隙のないパーツでしっかりと固めています。
そのまま乗ってももちろんカッコイイんですが、カスタムベースとしても優秀なのがBallad R。本革のサドルやバーテープなど、よりクラシカルなデザインを追い求めても面白そう。とはいえ、そもそもの自転車の完成度が高いので、手をつけるのもなかなか勇気が要りますが、自分だけの1台っていいものですよ。