A.C.E.スチールチューブを採用した、All-Cityのフラッグシップモデル。
All-City(オールシティ)のフラッグシップモデルとして知られるMacho King(マッチョキング)が、大幅なリニューアルを遂げました。以前はレイノルズ853をメインパイプに据えていましたが、今回からはAll-CityのオリジナルのパイプのA.C.E.スチールチューブを採用。各仕様も見直され、モダンにアップグレードされて戻ってきました。
シクロクロス寄りのフレーム設計ながら700Cでも最大42mmまでのクリアランスを持たせており、650Bのワイドなタイヤを履かせてグラベルロード的な味付けも可能。足回りのセッティング次第でシクロクロスやグラベル、舗装路など様々な使い方が楽しめます。
フェイドカラーとスプラッター塗装の合わせ技。
カラーリングはAll-Cityの代名詞となりつつある、90年代のMTBを彷彿とさせるフェイドカラーとスプ ラッター塗装の合わせ技。この2つの塗装を掛け合わせたオリジナルのカラーも、マッチョキングのリニューアルに合わせるように新たに採用された手法。クロモリながら径が太いA.C.E.スチールチューブによく映えます。
1xドライブトレインの覇権コンポ!
メインコンポにはグラベルでは定番になって久しい、SRAMのライバル1を。1xドライブトレインの完成車におけるデュアルコントロールレバーでは非常に採用率が高く、直感的な操作感に優れています。ここ数年で一気に浸透し、一昔前に比べるとSRAMのダブルタップに戸惑う方が少なくなったように思います。
信頼のパーツをセレクト。
密集したセンターノブと独立したサイドノブがグリップ力を生むWTBのクロスボスは、シクロクロスのレースやグラベルといったライドに最適。チューブレスコンパーチブルなのでチューブレス化にも対応します。リムも同じくWTBのSTライトで、こちらもコンパチ仕様です。ブレーキキャリパーは信頼性の高いTRPのスパイア。デュアルピストンタイプになっており、調整がしやすくユーザーフレンドリー。ディスクの調整が苦手な方におすすめです。ステム、シートポストはWhiskyのNo.7がそれぞれ採用されており、見た目にもモダンな仕上がりです。