単純明快、ゆえにトラブル知らず。ゆったり乗れるクルーザー系MTB。
Surly(サーリー)の黎明期から人気を集めた1x1。その後継機として生まれたLowside(ロウサイド)は、ファット規格の26インチとセミファットの27.5インチのタイヤを許容するシングルスピードMTBです。街中をクルーズしやすいゆったり目な設計になっており、プラス規格のタイヤと相まって路面状況を気にせず進める快適性を備えています。
1x1譲りのシングルスピード仕様は、その単純明快さからメカトラブルが少なく、見た目にも非常にシンプル。忙しなくシフトチェンジを繰り返す事に疲れた方や、速度を気にせずゆったり乗りたい方におすすめです。フルリジッドかつシングルスピードはかなり尖った設計ですが、これこそがSurly。既成概念にとらわれず自由に楽しめる1台です。
街中から山遊びまで。守備範囲は広めに。
トレイルライドも楽しめるよう、ガセットを入れるなど必要な強度を確保しています。里山やちょっとしたシングルトラックなど山遊びはLowsideの守備範囲。週末は郊外や近所の未舗装路といった使い方にも対応してくれます。
クランカーを追想させるクロモリ製ライザーバー。
コクピット周りにはSurlyオリジナルのサンライズバーと、BMXブランドのSundayのフリーズステムが。BMXを除けばクロモリ製のライザーバーは全ジャンルでほぼ接滅状態。サンライズバーはロウサイドに合わせて開発されており、その相性は言うまでもなく格別です。ブレーキは油圧のディスクブレーキを採用しており、制動製に配慮されています。
実は後からギアードへも。
グループセットはSram製を中心にl構成されているので、後々リアディレラーとシフターを追加すればシングルスピードからギアードへも早変わり。またドロッパー用のインターナルケーブルルーティングが採用されており、ドロッパーのワイヤーがフレームに内装可能になっています。タイヤはMixxisのリーコンプラスが標準で付いており、快適なライドが約束されています!