舗装路もオフロードも。マルチに使えるオールラウンダー!
舗装路もオフロードツーリングもこれ1台に集約!Surly(サーリー)のBridge Club(ブリッジクラブ)は、普段使いも楽しみつつバイクパッキングやバイクツーリングもチャレンジしてみたい方におすすめのMTBです。ECRを始め20万円オーバーの車体が並ぶSurlyのツーリング系MTBの中で、ブリッジクラブの価格は大きな魅力。入門用として強力におすすめしたい1台です。
価格はエントリーグレードですが、ブリッジクラブのフレームにはラックマウントやフェンダーダボ、エニシングケージ用マウントなどバイクパッキングには必須の仕様が充実。クイックリリースながらBoost規格にも対応するリアエンドなど、コストを抑えつつも多目的に使えるよう設計されています。1xではなく2xドライブトレインなので、平地の舗装路でも快適!
モデルの身長:170cm
2サイズが収まるリアエンド。足回りの自由度、高いです!
ブリッジクラブには標準で27.5″×2.4″のタイヤが装備されているので、そのまま舗装路を越えオフロードを突き進むことも。タイヤクリアランスでは26″x30″、27.5″x2.8″、700Cx47mmまでが収まるので、目的地に合わせてサイズアップするのもおすすめです。
クイックリリースながらサーリーの独自規格であるリアエンドは138mmに設定され、135mmと141mmのリアハブが使用可能。141mmは現在の主流となるBoost規格を再現しています。残念ながらGnot-Boostではないのでスルーアクスルとは互換性がありませんが、割り切ってしまえばこれはこれでアリ。スルーアクスルはオーバースペックと考えるなら、コストを抑えた賢い選択と言えそうです。
マウント豊富。用途に合わせて積載量を積み上げろ!
フレームの至る所に配備されたマウントを駆使することで、積載量を増していくのがBridge Club(ブリッジクラブ)の真骨頂。パニアやフレームバッグなど、目的地や用途に合わせてアレンジできるのがうれしい。中でもエニシングケージをマウントできるのは、リジッドフォークの大きなアドバンテージです。
141mm幅だけでなく今ではその数を大きく減らした135mm幅のリアハブが入るので、一昔前のMTBのパーツを流用してみたりなど、制限の中でカスタムを楽しむのも面白そう。オフロードだけじゃなく舗装路も視野に入れた設計なので、自由なアイデアでカスタムしてみては。