

沸点高めのファンも納得。お待ちかね、26インチオールドスクールBMX!
がぜん盛り上がってます、オールドスクールBMX。昔ながらの骨太なファン層は無論のこと、流行に敏感なファッションピープルまで、原宿界隈や中目黒を中心に見かける率は右肩上がり。美容室の軒先に止めてある自転車の数も、ピストバイクに迫る勢いを見せております。
そんな盛り上がりを牽引するブランドの一つのHow I Roll(ハウアイロール)から、26インチのクルーザータイプのオールドスクールBMXがタイムリーに到着。Kick It(キックイット)と銘打たれたこちらのモデルは、名前の通りリラックスした乗り味とスタイルがいい感じ。走りにはやや難のある20インチと比較すると、大人の我々にはKick itが俄然フィットしそう。ハートが子どもなら言わずもがな。心身ともに満足できるオールドスクールBMXです。
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モデルの身長:168cm
巡航性とデザインのいいとこ取り!
現代のBMXでは滅多にお目にかかれない、26インチの大径ホイールがKick it(キックイット)の特徴。そもそもがクルーザータイプなだけに、巡航性は20インチのBMXとは段違い。立ち漕ぎが中心な20インチとは対照的に、ゆったりとサドルに座ったままのクルージングが楽しめます。
ホイールベースも20インチと比べて長いため、安定性もかなり良さげ。ロングライドはさすがに厳しいですが、Kick itで街中を移動するぶんにはかなり快適かも。「BMXは欲しいけど、移動手段としてはちょっとなー」なんて理由で二の足を踏んでた方におすすめです。
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時代考証を踏まえたパーツセレクト。
時代考証に配慮したパーツ使いが人気のHow I Roll。もちろんこのKick Itでもオールド系のパーツをふんだんに使っており、当時の雰囲気を損なう事なく再現にしております。
ステムにはHow I Rollのロゴが刻印が。当時モノを再現すべくオリジナルでステムを製作しているあたりにも、同ブランドのこだわりが感じられます。
サドルはmongooseなどでお馴染み、Mesingerのダイアモンドステッチタイプ。レース系のオールドスクールBMXのプラサドルとは違い、スポンジ入りでクッション性もなかなか。もちろんダイヤ柄のステッチのデザイン性も良好です。中古市場で根強い人気のベアトラップペダルが付いているのも嬉しいところ。ブレーキやタイヤなど、細かいディテールまでしっかりこだわっております。ループテイルやガセットな ど、当時の息づかいを感じさせるディテールも再現されていますよ。