東京ストリートシーンを騒がせる、やんちゃでアメージングなBMX!
ご存知ストリートの花形として、ピストと人気を二分するBMX。さらに勢いを増す昨今、その人気とは裏腹に街乗りには不向きな遅さが悩みの種。ガチでトリックをメイクするならともかく、足代わりとしては少々不満。あわよくば、カッコよさと走行性のイイトコ取りできたら最高なんですけども。
BMXの有史以来、長らく語られてきたそんなモヤモヤに終止符を打ったのが、24インチタイプBMXの誕生。スタイルはそのままに、スケールアップしたホイールはまさにコロンブスの卵か。そんな24インチBMXをストリートシーンの主役まで押し上げたのが、このDURCUS ONE(ダーカスワン)のH-Stree。東京のストリートを写し取ったかのようなロゴデザインや、キャッチーでストレートな色使いは圧巻。移り気な東京のシーンに身を置きつつも、すでに定番の貫禄さえも濃厚に漂わせます。数々のアップグレードを重ねるたび、シーンを騒がせるH-Street。変化を経てなお初期の熱気を失わない、アメージングなBMXです。
モデルの身長:162cm
クイックさと乗りやすさが自慢!
ピストバイクなんかだと通り抜けづらい小径でも、H-Streetなら思いのまま。BMXに代表されるような小径車の操舵性の良さをぞんぶんに発揮して、狭い路でもスルリと擦り抜けて行けます。原宿の裏路地でもごらんの通り。ただあんまり快適だからって、スピードの出し過ぎにはご注意を。
ホイールのサイズが小さいぶん、性別を問わず乗れるのはBMXの特権。加えてシビアなサイジングが求められる一般車と比較すると、自由度の高さは歴然。ならそんな特典は余すことなく頂いちゃいましょう、せっかくですから。
新旧織り交ぜたグッド・バランス!
オールドスクールテイストを取り込みつつ、パーツは実に堅実な作り。スタイルばかりに目がいきがちなH-Streetですが、DURCUS ONE(ダーカスワン)のオリジナルパーツを数多く取り入れるなど、自転車の本質部分に踏み込んだ仕様も見逃せない。
オリジナルパーツであるステムに、同じくオリジナルのハンドルを当ててみると精度の高さに気付くはず。見た目にこだわり過ぎるあまり足を取られがちなこんなパーツにも、DURCUS ONEなら手抜かりはありません。
フロントにはシングルピボットのキャリパーを使いつつも、リアには制動性に優れたUブレーキを採用しています。Vブレーキに比べ、効き具合が調節できるUブレーキはBMXの定番。クルーザータイプのBMXということを考えると、これぞベストな選択と言えそう。オールドスクールな1PCクランクから一転、2019年モデルからは剛性とメンテナンス性に優れた3PCクランクへ変更しています!
定番色か個性派カラーか。最新モデルは粒選り3種!
ベーシックなカラーから個性的なカラーリングまで、バランスよく取り揃えられたH-Street。冒険はしないよなんて慎重な方から、目立ってナンボでしょ的な積極派の方まで、まとめて面倒見てくれる懐の深い懐さも注目です。
パーツはシンプルな色使いで抑制を利かせつつも、グラフィカルなロゴデザインで如才なく味付け。たびたび変わるカラー展開にも上手にマッチしています。
競技用の20インチとは違い、ゆるく乗れるのは24インチBMXの大きな強み。扱いやすい車体の設計は、女性やBMX初心者の方にこそおすすめしたいホイールサイズ。幅広いユーザーにおすすめできる1台です!