迷わず進め!峠が、林道がボクらを呼ぶ。
2017年までのトラディショナルなツーリングモデルから一変、モダンなグラベルロードへと進化を遂げ たBombTrack(ボムトラック)のAudax(オーダックス)。コンポーネントにはロードコンポーネントである105を採用しつつも、650B規格 のホイールやディスクブレーキなど未舗装路へも躊躇無く踏み出せるスペックを獲得しています。
ジオメトリやパーツなど大きく様変わりしたAudaxですが、基本となるコンセプトはあくまで従来のま ま。キャリアやエニシングケージ用のマウントに加えダウンチューブ下にもダボ穴があるので、豊富な積載量を武器にツーリングやバイクパッキングなどの遊び 方にも柔軟に応えてくれます。自宅から自走で山に入り、そのまま未舗装路へ飛び込む。走りの幅をさらに広げてくれます。
モデルの身長:177cm
未舗装路や下りでド安定!
47mmのタイヤ幅のエアボリュームを活かして舗装路では安定かつ快適に、未舗装路ではグリップ力を発揮するWTBのホライゾン。その他BombTrackオリジナルのテーパードカーボンフォークなど、悪路でもコントロールを失わないためのパーツや仕様が数多く採用されています。
試走した日は断続的に雨が降るコンディションでしたが、それでも安心感のある走りが楽しめました。走り始めは躊躇する場面も度々ありましたが、慣れてくるにつれ楽しむ余裕も。路面状況にフィットし乗りこなす感覚は、舗装路では味わえない魅力。ダウンチューブやBB 周りにはしっかりと剛性を持たせているので、舗装路・未舗装路問わずグイグイ進んでいきます!
圧倒的な信頼感と拡張性。
Audaxは、圧倒的な信頼性を誇るシマノの105を中心に各パーツを構成。制動性の高いTRPのディスクブレーキやDi2用のケーブルルーティングなど備えられており、高い完成度と拡張性が特徴です。また定評のあるBombTrackオリジナルパのハンドルバーは、フレームサイズに合わせて異なる形状が用意されています。
フレームは剛性と重量とのバランスに優れたColumbusのクロモーが採用されており、ダウンチューブやBB周りに剛性を持たせた設計に。クロモリだとたわみやバネ感をイメージされる方も多いかと思いますが、Audaxはカッチリとした印象。タイヤのおかげで乗りごこちは非常にマイルドですが、しっかり進むバイクに仕上がっています。