価格に見合わない完成度。これから始めるならこの1台を。
コストパフォーマウンスに優れるグラベルロードとして、高い人気を獲得しているKona(コナ)のRove ST(ローブST)。トレンドを敏感に反映したパーツ構成やジオメトリなど、要所をしっかりと押さえたKonaを代表するモデルの一つです。
Rove STのフレームにはボトルケージ台座をはじめキャリアやラックダボが、またフロントフォークには3パックマウントのダボが完備されており、バイクパッキングやキャンプツーリングとしての用途にも柔軟に対応。もちろん通勤やお買い物など日常的な使い方もOKです。主要なコンポーネントはシマノのソラが使われているなど、この仕様でこの価格は昨今の事情を考えると破格なのでは。グラベルロードを始めてみたい方におすすめの1台です。
ラックやケージを好きなだけ。
盛り上がりを見せるキャンプツーリングやバイクパッキング。ギアを積み込むラック等を取り付けるのに欠かせない多くのダボ穴を、Rove STは完備しています。ダウンチューブ下にもダボ穴があるので、フレームバッグに押し出されて行き場を失ったボトルなどの受け入れ先も万全。フロントフォークはエニシングケージなど取り付けが可能なので、積載量不足に悩むことはありません。
変速周りは(ほぼ)シマノ。
STIとリアディレーラーにはシマノのソラが採用されており、昨今のトレンドを反映してフロントのチェーンリングはダブル仕様に。ギア比の選択肢を増やしたい時やクイックに大きくギア比を変えたいなど、多くの要望に応えます。フロントディレーラーこそMicroShit製ではありますが、コンポの供給不足でメーカーが喘ぐ中でシマノブランドを使えるのはKonaの強みです。
快適サドルと太めのタイヤで、乗り心地への気配りを。
サドルは定番のWTBのボルトが採用されており、後ろ加重気味の乗車姿勢でもお尻をサポートしてくれます。舗装路・未舗装路共に活躍してくれるトレッドパターンのタイヤは、650Bx47mmの王道サイズ。安定感に優れているので、通勤など日常的な使い方にもおすすめ。シーラントやバルブなどをチューブレス用に交換することで、チューブレスにも変更可能です。