クロモリロードの今が見える!英国的視点×モダニズム。
最もコスパに優れたクロモリロードとは?聞かれれば、多くの方が名前を挙げるであろう、Raleigh(ラレー)のCRN(カールトンN)。フルクロモリにメッキラグのフォーク、コンポ一式はシマノのティアグラを載せて、なんと10万円台前半。自転車ショップの店員なら「これ仕入れ値だよね?」なんて思うレベル。正直他ブランドさんはお手上げ状態なんじゃないでしょうか。Raleighのフラッグシップモデルだけに、力の入りようが伝わって参ります。
走り一辺倒じゃなく、CRNの魅力はそのクラシックなデザインにも。英国ブランドらしいセリフ体のロゴやラレーお馴染みのヘッドバッヂなど、トラディショナルな装いに。懐古主義に埋没しないクロモリロードの次の可能性は、英国トラッドとモダンパーツの化学反応から始まっているのかも。
モデルの身長:168cm
モダン・クロモリロードの実力とは。
普段着でも乗れるカジュアルさと、しっかり乗りたい方にも応えるスペック。クラシックなデザインながらも、フルティアグラのコンポーネントを標準装備したCRNは、この対立しがちな命題も難なくクリア。スーツスタイルにも似合うロードバイクです。
シフトチェンジが容易なSTIは、モダンなクロモリロードの必須条件。操作性に遭う程度の慣れは必要なものの、使いこなしてしまえば大きな武器になってくれます。またダウンチューブにシフター用の台座があるので、トラディショナルなダブルレバーにも変更が可能。クラシックなスタイル派にはこちらがおすすめ。好みに合わせて幅広くスタイルが変えられます!
モダンにもクラシックにも。マルチに遊べる万能バイク!
細身のクロモリフレームに、メッキラグのフロントフォーク。リムハイトの低いシルバーリムなど、クラシックな要素満点のCRN。Raleigh(ラレー)のロゴもバランスも良し!コンポはモダンパーツを使っていますが、互いを打ち消し合うことなく自然に調和しています。
CRNは前後にフルフェンダーが取り付けられるよう、必要なダボ穴を搭載。英国トラッドのクラブモデル仕様にカスタムすることが可能です。Brooksのレザーサドルやサドルバッグを取り付けて、よりクラシックにするのも面白い。