NJSパーツ入り!競輪リスペクトなピストバイク。
日本が世界に冠たる自転車競技、競輪。アメリカのメッセンジャーから火が付き、日本に逆輸入されるかたちで巻き起こったピストブームから10年余。いわゆる競輪フレームと呼べそうな完成車は徐々に姿を消すなか、How I roll(ハウアイロール)からガチめに作り込まれた競輪フレームが届いています。
競輪フレームさながらのジオメトリのChamp(チャンプ)は、完成車ながらNJS認定の日東のB123鉄が採用されるという贅沢な仕様に。立ち気味のヘッドチューブや肩の張ったラグ組みフォークなど要点を押さえながらも、タイヤクリアランスはやや余裕を持たせるなど実用に沿わせたたHow I rollならでは解釈も。シルバー系パーツで固めてあり、見た目にも非常にクラシックになっています。
NJS認定、日東のB123鉄!
チャンプの目玉と言えば、何を差し置いてもまずはハンドル。NJS認定を受けた日東のB123鉄が最初からセットアップされているのは非常にめずらしく、また豪華。トラックハンドルならではの曲線は機能美と呼ぶに相応しい仕上がりです。バーテープやトラックグリップなど、好みに合わせてアレンジしても面白い。
伝統的な工法への敬意と、程よいストリート感。
ラグドフォークや、シートクランプではなくシートピンで固定する昔ながらの仕様を採用。リムはシルバーかつCNC非加工と、こちらも非常にクラシック。ストリート感漂うHow I rollのロゴとの対比が、シンプルになり過ぎず良いアクセントになっています。細いフォークのベントからラージフランジまでの一体感がいかにも競輪フレーム!
ハブはもちろんコレです。
リアハブはピスト、シングルスピード両方に対応するダブルスレッド仕様。チェーン側を入れ換えることで、走り方や気分に合わせて2つの乗り方が楽しめます。肉抜き加工がされた前後のラージフランジハブはシールドベアリング仕様になっており、見た目にも機能的にも優れています。