洗練されたデザイン。Focale 44 × SRAMの誘惑。
フランスのピストブランド、Focale 44(フォーカル44)が新たな試みとしてリリースしたMustang(マスタング)。Focale 44でも人気の高いロウフィニッシュをカラーに纏い、ストリート色濃厚なロードフレームが2018年に到着しました。
今回のカスタムにあたりメインコンポーネントとして選んだのは、定番のシマノではなく今最も勢いのあるコンポーネントメーカーであるSramでした。機能や価格面ではシマノにやや後れを取るものの、開発力や独創性、なによりクロモリを始めとするスチールフレームに似合うコンポーネントメーカーであるという認識から、日本でもイタリアでもない、この北米ブランドを中心に据えマスタングをカスタムしていま す。
目指したのはシンプルさ。
Focale 44の特徴として挙げられる、デザイン面でのシンプルさ。ブランドロゴなど主張の多い他ブランドのフレームと違い、ブランド名を知る唯一手がかりはヘッド チューブに刻まれたヘッドバッヂのみ。パーツも出来るだけシンプルに、かつ機能性が担保されたアッセンブルを目指しました。
独特の操作性が楽しめるSramのダブルタップ。
Sram独自のデュアルコントロールレバー、ダブルタップ。シマノやカンパニョーロとの決定的な違いは、変速のためのシフトレバーが1つのみということ。シフトチェンジがレバーを押し込む深さによってシフトアップ・ダウンが分かれ、直感的な操作性が楽しめます。