制動性と軽量さを兼ね備えた、機械式ディスクブレーキキャリパー。

機械式のディスクブレーキキャリパーでは最高峰の呼び声高い、TRPのSpyre SLC Flat Mount（スパイアSLCフラットマウント）。アームにはカーボンが使われていることもあってか、その重量は146g。非常に軽量に仕上がりつつも制動性を犠牲にしない、完成度の高さを誇ります。

Spyre SLC Flat MountをはじめとするTRPのSpyreシリーズでは、ローターとパッドのクリアランスを両側から調整できる対向ピストン方式が採用されており、高いメンテナンス性と制動性が大きな特徴。一般的な片押しタイプに比べ圧倒的に調整がしやすいので、ご自身でディスクブレーキの調整もしてみたい方にとっては福音なのでは。パッドの交換も容易で、他社製に比べると驚くほど整備しやすいです。多くの完成車メーカーがこぞってSpyreシリーズを採用していることからも、その信頼性は明らか。機械式ディスクブレーキキャリパーの傑作です！